2016.11.22更新

ネキリムシ

昨日まで元気だったレタスの苗が,ある朝いきなり萎れていたら,それはたぶんネキリムシの仕業です。萎れた苗を引っ張ってみると,茎が噛み切られてしまっています。被害苗近辺の地面を掘り返すと,灰色で弾力ある質感のイモムシが見つかります(写真1)。

ネキリムシという名は総称で,カブラヤガ,タマナヤガなどの幼虫を指しています。図鑑を見ても互いによく似ていて見つかったのがどれなのか私にはわかりません。カブラにタマナ(キャベツのこと)とアブラナ科専門の害虫のような名前ですが,実際にはかなり色々な野菜を食べます。農園では多発しており,レタス,春菊,水菜,コマツナ,ダイコン,ネギ苗などが被害を受けました。夜間にでてきて,茎の地ぎわやレタスやキャベツの外葉の地面につかえている部分を食害するようです。茎を切られると,株全体が萎れてしまいます。

土中から掘り出されたネキリムシは全く動きません。死んでいるかのようですが,しばらくすると起き出し,案外すばやい動きで土の中に潜り込んで逃走をはかります(写真3)。

ネキリムシを探していると,土の中から別のムシがでてくることがあります。コガネムシの幼虫です(写真4)。コガネムシ幼虫も根を食害することで,苗を枯らしてしまいます。

DSC_6238写真1 ネキリムシ 土のなかにいます 発見後しばらくはピクリとも動きません

DSC_6248写真2 おきました

DSC_6448写真3 逃亡

DSC_6069写真4 コガネムシ幼虫 レタスを抱えています

DSC_6218写真5 ネキリムシかコガネムシ幼虫かどちらかに齧られて萎れたロメインレタス

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写真6 同上

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写真7 欠株が生じたロメインレタスの畝 虫をとらないと次々いなくなります

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写真8 3月下旬にビニルハウスから放逐された蛾 こいつが成虫(カブラヤガ)ではないかと思いますが定かでありません