アブラムシ

農園の作物でアブラムシに集られないものは存在しないのではなかろうか。と,思うほど多く発生する虫です。昨年一年間を思い出してみても,オクラ,サトイモ,キウリ,堀川牛蒡,レタス,ソラマメ,九条ネギといろいろな作物にびっしりと群がっていました。群がって彼らは何をしているのかといえば,師管液を吸汁しています。植物は養分を奪われて生育が低下し,アブラムシによって媒介されるウイルスの病害も発生するようです。

師管液というC/N比が大きい食餌をとると,相対的に砂糖があまります。あまった砂糖は蟻の警備員に報酬として与え,師管液のアミノ酸バランスの悪さは共生微生物を利用してカバー,単為生殖の卵胎生でどんどん増え,人口過密になれば翅をはやして転居する。アブラムシについて調べるたび戦略家ぶりに感心するものの,どうにも好きにはなれません。

アブラムシの増殖速度を上回る速さで潰していけば爆発的な増加は防げるはずですが,大抵負けます。

DSC_6463写真1 レタスにもアブラムシ

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写真2 ソラマメにもアブラムシ

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写真3 九条ネギにもアブラムシ

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写真4 堀川牛蒡にもアブラムシ 葉脈沿いにならんでいる

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写真5 カリフラワーにもアブラムシ

IMG_0502写真6 オクラにもアブラムシ 異名のアリマキの由縁


写真7 ソラマメ新葉のアブラムシと天敵のナミテントウ


写真8 食物連鎖

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写真9 壬生菜の葉にとまる多分天敵の親 (ヒラタアブの仲間)