アザミウマ

アザミウマはとても小さな吸汁昆虫です(写真1)。

植物栄養学研究室では,コマツナを実験材料として利用しています。ガラス温室内での栽培試験の場合,網戸のメッシュサイズより大きな虫の飛来は防がれるので,卒業研究がイモムシに食べられてしまった!,ということは滅多にありません。一方,しばしば問題となるのがこのアザミウマです。アザミウマに食害された葉は,薄い表皮がその下の組織から浮いているように見えます(写真2)。

農園では,他の派手な食害に紛れるためか,葉菜類のアザミウマ被害はそれほど目立ちませんが,ナスの花についたアザミウマはナス果実の傷の原因となっています。

これが栽培試験の草?,と思われないために付け加えておきますと,写真1, 2のコマツナは必要な葉をサンプリングした後,観葉植物として机上に飾られていたものです。

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写真1 コマツナの葉裏のアザミウマ

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写真2 アザミウマ被害をうけたコマツナの葉