アワノメイガ

トウモロコシとアワノメイガは二つ一組。トウモロコシの雄穂が見え始める頃,アワノメイガは必ずやってきます。MUSHIページ開設時,手元に写真が見つからず,夏になったら出るからそれから載せようと考えたくらいです。

このムシ,イネ科作物を稈の内側に侵入して食害します。葉鞘や穂軸に穴があき,周囲に糞が付着しているので,虫がいることはわかるのですが,虫の姿は見えません。

枯れて折れた雄穂(写真1)の軸を割いてみると,中から薄茶色のイモムシが出てきました(写真2)。外に出されると落ち着かないのか,180度向きを変えて再び内部に潜り込もうとします。アワノメイガ幼虫はそのうち雌穂にも侵入します。収穫したトウモロコシの苞葉を毟ってみると,ムシがころころでてくることがあります。


写真1 アワノメイガ幼虫による食害を受けて枯れたトウモロコシ雄穂


写真2 枯れた雄穂の軸を割くとアワノメイガ幼虫が出てきます 穂軸内径と胴回りがほぼ同サイズ たいてい侵入口よりも上の方にいて,頭を下に向けているようです どう進んでいるのでしょうか


写真3 全身像


写真4 穂軸内部の食害の様子

(2016年撮影)