2019.01.05更新

ヤサイゾウムシ

気温が下がりアオムシもさすがに減ってきた1月,ハクサイの葉の間からひらべったい虫がたくさん出てきました(写真1, 2)。
「栗にいる,釣りの餌にする虫に似ている」と,M君が名前を調べてくれたところ,ヤサイゾウムシの幼虫でした。秋から春にかけて成長するという,ちょっぴり変わった虫です。
幼虫たちは葉の上でじっとしており,それほど食欲旺盛にも見えないのですが,ハクサイ葉には丸い穴がたくさんあいています(写真3, 4)。
幼虫,成虫ともに,アブラナ科に限らず,広範囲の野菜を食害するそうです。


写真1 ハクサイ1玉の葉の間から出てきたヤサイゾウムシ幼虫たち ハクサイっぽい色合い 体長は12mmほど


写真2 よく噛めそうな顎 掌の上に載せて眺めていたら噛まれました 脚はない


写真3 葉に穴のあいたハクサイとヤサイゾウムシ幼虫 右側の虫はヒラタアブ類の幼虫(アブラムシを食べます)


写真4 白い肉厚な部分もかじるようです


写真5 蛹(ニンジンにいた幼虫を飼育) とてもよく動きます


写真6 成虫 写真5と同じ個体 日本にはメスしか居ないとか

(写真1~4は2017年,写真5は2018年,写真6は2019年撮影)