2018.11.11更新

シモフリスズメ

10月,農園での作業中,他のメンバー達から大きなイモムシを貰いました(写真1, 2)。オリーブの枝にいたとのこと。

以前にオリーブで見かけたことのあるサザナミスズメかな?と思いましたが、手に取ってみると違っていました。体表がつるんとしていて,丸顔。しっぽは短めでつぶつぶしています。シモフリスズメの幼虫のようです。

大きなイモムシは一匹でもインパクトがあります。連れ帰って観察。警戒心が強いようで,見ていると頭部と胸脚をまるめてしばらくじっとしているのですが,時折上体をビョンビョン揺すって威嚇してきます。人間でも割と驚かされます。

オリーブの葉を勢いよく食べ,ハトがくわえてきたほどの小枝が半日で坊主にされています。小さかったオリーブの木もすっかり大きくなったのでこれくらい虫にやっても許されるだろう。


写真1 オリーブ の葉を食べるイモムシ。背中は緑のグラデーション模様。排出される糞は草の葉を食べる虫のものに比べて固そうでバークっぽい。


写真2 食べるのをやめてウロウロ歩き回り始めたので土の上に置くと,潜っていきました。このあと気が変わったのか1度出てきたのですが,翌朝には姿が見当たりませんでした。夜間に再度潜行したようです。


写真3 シモフリ1号が地下に潜ってから約1ヶ月後,出てきました,ハエが。食物連鎖。写真1,2の幼虫の体表に見える黒点がヤドリバエ幼虫の侵入口だそうです。

(写真は2018年撮影)